昨日は頼まれていた下着を持って
義母の施設に夫婦で訪問

部屋に入ると部屋の電気は消され
テレビの音の中、車椅子のまま、お昼寝中…

可哀想だけど起こして
下着を渡し暫し雑談

母と息子の雑談に
私は少し遠慮し距離を取る

義母は今年で89歳
それなりに認知度は落ちてるけど

お金のことになると鮮明で
話に勢いがある（笑）

自分の財産を
お世話になった方たちにあげて欲しいと
息子に話す

法律的には無理だよ…と
真剣に答える息子

それでも
私はそうしたいの‼︎

強く主張する母に
息子は呆れ顔

私たち夫婦も義母のため、ここまで頑張ってきたけど
やっぱり、自分が苦労した時に一緒に生きてきた人たちへの
縁が大切なんですよね

毎回、面会に行くとこの話になって
うんざりだと帰りの車の中で嘆く旦那さんに

お母さんの気持ち
分からないわけじゃないよ…

限られた時間の中で
義母が出来ることって

お金を渡して
少しでも生活を豊かに暮らして欲しい

そうでもしないと義母の想い
その穴埋めは出来ないんだろう

私たち夫婦より

生前、お世話になった親戚の人たち
終戦後お世話になった親戚の人たち

私たちは複雑だけど
それが答え

義母を傷つけないよう
これからもその話題に寄り添って

面会の終わりをお互いありがとうね。で
締めくくりたい…

帰りのな車の中
そんな事を考えながらも

私の老後は？？

娘たちに鬱陶しいと思われないよう
自立をしなきゃ

健康でいないと…

今できることを
後回しにしないように

後悔しないようにと
強く思った

お金は…
無い方が良いのかな？？

お葬式だけの分は
しっかり残しておかないと

これも親の義務かとも思った


義母の訪問は

これからの生き方を模索する時間でもあって
とても心が痛くなる時間でもあった